2011年下期点記

/ 2011/12/31 /
もう大晦日。かけ足での備忘録となってしまいました。

8月某日
7月末の骨董ジャンボリーで35mmカメラ「PETRI Color35」を購入。
ほんとは買うつもりはなかったのが、坂崎幸之助さんがお店番をしているムサシカメラで、二眼レフをあさっているうちに一目惚れしてしまい、迷った上で購入。坂崎さんのカメラトークが聞けて楽しかった。
沈動式のレンズ、距離とシャッタースピードを合わせてファインダー横の針が動くのを見るのがおもしろい。
家の者にお手入れしてもらって出動する。


家の近所にて。

9月某日
遅い夏休み。青森方面を訪う。東北新幹線を盛岡以北まで初めて乗った。
(傍注:旅行記を近日中にアップします)
八戸駅、七戸十和田駅は思ったより乗降客が多くて賑わっていました。この時点では仙台駅の修繕はまだ途中の様子でした(利用したツアーパックの関係ではやぶさには乗れず、仙台・盛岡など停車した)。
白神・五能線ツアーとすごく迷ったけれど、今回は奥入瀬・十和田・弘前方面を廻りました。
素晴らしかったです。絶対また行きたい。

10月某日
所属する俳句同人誌『恒信風』の同人で、河津の旅館「天城荘」の女将、蓮菩さんこと野澤美季さんの訃報を受ける。同人数人で教会の前夜式に参列し、式後に近くで献杯、皆さんの思い出話を拝聴する。私は生前お会いできたのは一度きりだったが、前夜式ではそのお人柄をたくさんお伺いすることができた。22時頃解散。

11月某日
この頃業務繁忙につき記憶曖昧。この月に限らず2010年後半から業務量、内容ともに増えて日々残業が続く。そのせいかどうなのか、今年は目・耳の不調が多かった。めまいも増加した。これは寄る年波のせいもあるのでしょう。主にディスプレイを凝視してデータを修正したり精査したり…という内容なので、業務中はぼーっとしてる余裕もない。首と腰も年間通して痛かった(運動不足ともいう)。帰ってから組版や手製本の製作を日々繰り返し。

12月某日
なんとか無事『鏡』3号の入稿にこぎつけ、足立の某社へ。主任こと猫様にお会いでき、うりうり、と腹を撫でさせてもらう。午後からの句会では唯一お会いしていなかった同人Hさんにお目見えかない嬉々。

12月某日
もうじき公演終了ということで、見納めにと舞浜の「ZED」へ。新年に見ているものだけど、内容がずいぶんと変わっていて驚いた。皆さんスキルアップ、スケールアップしていて、もともとすごいのが、もっともっとスゴくなっていた。
終演後、キャストがホールに出て来てくれていた。稲垣正司さんと握手することができた。2010年末、地下鉄のヴィジョンで稲垣さんに見惚れてたどり着いたステージだけに、「素晴らしかったです」とお伝えすることができただけでもう、うれしかったです。

12月某日
で、ぶじ『鏡』3号発行。この号では西原天気さんの句集『けむり』について書きましたが、よく考えたら句集評というものを書いたのはこれが初めてだったのでした。
台割を聞いた瞬間はちょっとおののいたものの、書いてみたら紙数が足りなくなってしまい、下書きは4分の1ぐらい削った。書きたいことがたくさん出てしまう句集というのは、とてもうれしい句集ではないか。はじめての句集評が『けむり』だったことは私自身にとってもうれしいことでした。

12月某日
PETRIに続き入手してしまったRICOHSuper44の試運転に及ぶ。ついにベスト判に手を出してしまったんである。Yashicaにくらべてなんという小ささ、軽さよ。ただ皮のケースについている純正のストラップが短すぎて(手提げ。首にはかけられない)そこだけはいけなかった。
現像に出したところ価格表に載ってるとか載ってないとかで出来日は後日連絡となる。ベタ焼きは手焼きしかないらしい。「ほんとうに」扱ってない、ということがよくわかった。
とにかく現像だけしてもらい、フラットヘッドスキャナでデータ化しようと思ったら、これがまた難儀なことで。ということに着手してから気がつく。
来年はこれをどうにかこなしていく手段を考えよう。まだ試合は終わってません。

夏来ぬといへばジョージの胸毛かな・7月某日日記

/ 2011/09/10 /
7月某日
制作を担当した俳句同人誌「鏡」の創刊のお祝い、及び同誌の八田木枯さんの第3回小野市詩歌文学館賞受賞お祝いの会に寄せていただく。
祝賀会は夕方からなので、その前の句会にも参加した。袋回しでないちゃんとした句会に参加したのは○年ぶり(何年かもうよくわからない)。

 夏来ぬといへばジョージの胸毛かな
 われも寝む猫のひたひの真ん中に
 ボートハウスにフナムシの這うばかり
 馬鹿になる猫のあぎとを持ち上げて
 野馬追の馬痩せてゐる薄暑かな
 橋も虚ろ車も虚ろ白雨かな
 揉瓜の分厚い瓜をよける箸
 夏菊や権現様に逢ひに行く

など出句。「ジョージ」の句に一雄さんが笑って、木枯さんにコメントをいただけた。もう、今日の任務は完了だ。
句会の後高円寺に移動、おいしい料理とお酒をいただきながらはじめてお会いする他の同人諸氏にもご挨拶。10時ごろ(だったか?)散会。

7月某日
先月末でさるさる日記が終了していたことに気づく。アーカイブを落としそこねたことにも。
あんな日記やこんな日記があったよなあ、と感慨にふける。

7月某日
念願の四万六千日詣へ、浅草に参る。夜が本番だろうとは思うが混雑を避けるつもりで昼めがけて突撃。

 

結果、昼間も混んでいた。晴天でものすごく暑い。陽射しが強く浴衣の襟が汗みずくだ。
ほおずきを購い、御参りして雷除けをいただく。
地下足袋でほおずきを商う姐御衆がかっこよかった。

7月某日
東京堂書店の3階・地方小リトルプレスコーナーで「ぽっぺん堂」の豆本を扱っていただけることになり、納品へ。日本豆本協会の田中栞さんにお声がけいただいた。急ぎめのお話だったのでとりあえず在庫と急遽造り足したものを持参する。
場所は階段を登ってすぐ右手の棚です。(傍注:8月に入って作家カード的なものを追加展示しました)

7月某日
東直子さんのお誘いで句会。おいしい料理をいただきながらひととおりの後、移動して袋まわし。酒に酔ったあとはだいたいぐだぐだになる。今日もそのくちだった。
袋まわしの席題は東さんの著作に登場する小人、「ミトンさん」。わたしの思うミトンさんは少々金切り声の長い白髯のお爺さん。にったり笑いの似合う、歯が丈夫そうな人だ。

 金魚玉かかへて渡る聖橋
 昼寝から覚めて真青の国へ行く
 くびすぢの汗疹かくしてゐるをんな
 祖父が来る荒神松の枝提げて
 肉団子刺してうれしい金の箸
 肉塊をかかへて秋葉原めぐり
 車座のミトンさん一人欠けてゐる

電子書籍ミニ句集「団栗交換日記抄」をリリースしました。

/ 2011/09/06 /
七月某日日記もあるのですがとりあえず告知です。
Pubooにてミニ句集「団栗交換日記抄」を公開開始しました。

2005年に作成した豆本「団栗交換日記」から抄出した13句で構成されています。
作成順からいうと「まるめろ主義」より以前の句です。
われながら硬直気味な句であります。

去年、「まるめろ主義」という和本の豆句集を作成したのですが

55mm×50mmの和本で、後ろにうっすら置いてある夫婦函に入っています。
この書体、組みの体裁を今回の電書で使ってみました。
(ちなみにこの写真の函入り豆句集は現在「東京堂書店」で発売中です)

セプテンバー、いいですね。漢字の角丸加減と「かな」が案外古風な趣を持っているところがたまらなく好きです。
タテヨコどちらの組みでも座りがいいのもいとおしい。

句集の組み方というと版面センターよりちょい上、ページ2句〜5句(全集や文庫はその限りではありませんが)というのがスタンダードかなと思いますが、もっとずっと脱力した感じを出したくて考えました。脱力したい。

表紙の書体はモリサワの「フォーク」です。

Yashica到来 6月某日日記

/ 2011/08/29 /
6月某日
めずらしく週末にあたった誕生日。お祝いにお気に入りのイタ飯屋に行く。
一度はつぶれてしまったかと心配したこの店は、テナント先のオーナーが変わったとかで移転したのだそうだ。メインの魚(黒鯛のポアレ…だったと思う)がたいへんうまかった。

6月某日
渋谷GallerySERの展覧会のため納品へ。会場まで軽く迷い(道を間違えた)汗をかく。

6月某日
誕生日プレゼントのカメラが届き、家の者にメンテナンスをしてもらい、試運転のため近所の公園へ。
フィルムカメラのモノクロ現像を習っているうちに二眼に興味を覚え、ついに買ってもらうことになった。Yashica-Dといいます。


↑この画像はiPhoneで撮りました

露出計(アナログ)を持ってうろうろする。ファインダーの眺めと左右の挙動が逆なのに慣れず「あー違う」「わー」などとうるさくする。
ブローニーフィルムをあっという間に1本使い、フィルムセットの練習にもなる(?)
(この後ブローニーの現像に苦しむことになるがそれはまた別の話。)

6月某日
GallerySERの展示を見る為にふたたび渋谷へ。すぐ隣の別ギャラリーでは6×6写真のグループ展のオープニングで、人が室内から溢れ出していた。写真は人垣でほとんど見えなかった。残念。豆本の展示を見てしばし購入活動の後、田中栞さんの豆本教室を覗かせていただく。思えば製本術をひとにきちんと習ったことがない。立て板に水、且つ細かいポイントをぽんぽんと話されて行く講座の様子にしばし見入る。

6月某日
骨休めに日光へ。生憎の天気だったけれど、東照宮、中禅寺湖をまわった。Yashicaをたずさえての旅。
慣れない撮影はそれでも楽しい。まんまと二重写ししているものが何枚かあった。


日光金谷ホテルにて。かんじんの行灯の文字が読めない

特に東照宮の家康廟への道程は靄って靄って幽玄のきわみだった。靄が動くのが見えるわ、ほんの少し先がもう見えないわ。
中禅寺湖へ向かう途中、いろは坂ではついに坂の下がまったく見えなかった。高所恐怖の人間にとっては都合のよいことだったかもしれない。眺望ゼロでしたが。残念…でもない。
中禅寺湖は途中まで湖が見えないほどの状態だったのが、中禅寺湖金谷ホテルのあたりで靄が切れ、湖と曇り空と青空が入り交じった景観に。
まあ、梅雨も開けきらない時期に訪ねたんだからこんなもんでしょうか。レアな観光ができたのかもしれない。強がりでなくそう思う。
宿泊先の日光金谷ホテルではニジマスのムニエルをいただいた。今回の旅行の裏テーマは「おしきせ」か?
翌日、「竜宮」という展望用の施設でホテルの写真展を見学。創業当時からのホテル室内や宿泊客たちの写真が満載で実に興味深かった。建物の脇には夏場に稼働するというプールと、冬場に稼働するというスケートリンクがある。どちらも現状は野ざらし状態で雨が溜まって藻が繁茂している。スケートリンクではいろんな種類のおたまじゃくしがすくすく育っていた。

5月某日日記

/ 2011/07/14 /
5月某日
かねてから行きたかった富岡八幡宮の骨董市に行く。天候不順ながら雨には遭わず。
和洋を問わずいろんな出店があったけれど、日本の民具や古道具がわりあい多かったような気がする。
特にあてもなくぶらぶらしていたところ、掘り出し物のカメラを発見、しばし悩む。
絶対に欲しかったものではないけれど、なかなかないデッドストックの完品、滅多に見ないレンズが付いている。お値段は少々お高く、値切るのは無理っぽい。
うーん…と会場を一回りして戻ったところ、すでに買い手がついていた。
そういうもんだよね、と後ろ髪を引かれつつ「深川めし」を食べて帰る。
お買い上げは半幅帯一本と古書数点。

5月某日
ねこの額にかさぶたができた。しかも傷はまだ生っぽい。実は先月の後半ごろにもかさぶたを発見していたが、ほどなくして消えたので「ひっかいたのかな」ぐらいに思っていた。同じ場所にできてしきりに掻いているので、これはいわゆるアレかなと思い、動物病院へ。
いわゆるアレとはカイセンというやつで、寄生虫の一種である。院長先生の見立てでおそらくそうだろう、とフロントラインと注射をしてもらう。
キャリーのなかでちびり、診察台から降ろした(勝手に降りてキャリーに逃げた)ら肉球を置いていたところに汗がたまっていた。猫も冷や汗をかく。帰ってほどなく猫はふて寝。疲れたんだと思う。

5月某日
猫は気ままな動物で、勝手に涼しいところを見つけてもぐりこむという話は本当なのか。気ままといえばそうともいえるが、家の猫には日々つけまわされている。寝室に行けば寝室へ、机に向かえば足下へ寄ってくる。風呂もトイレもついてくる。風呂やトイレを覗いているときのかわいさは異常だがシチュエーション的に写真が撮れない。残念だ。

5月某日
6月の展覧会の準備のためふたたび夜なべの日々になる。今度は渋谷のGallarySERで「手づくり豆本展」というのに参加する。会期は約10日。いつも思うことだけど、こういう会期だとどのぐらい作ったらいいのか。
1日こっきりの展示即売なら途中で売り切れという事態も想定できるし、まあ仕方ないと思うが(過去手売りした際はだいたい何かが売り切れてしまった)、一週間を超える期間のしょっぱなになくなっても困るし、ざくざく在庫するのも迷惑だろうと思う。
だいたい自分が作るものは見栄えのわりに結構手間がかかるものが多いため一日で大量生産することは無理だったりする。大量生産するべきであるとも考えていないけど。
とにかく品目を決めるべく過去のデザインデータをひっぱりだしたり直したりする。

4月某日日記

/ 2011/05/19 /
4月某日
四月末のイベントにそなえて豆本の試作品をこしらえる。通常の業務も昨年後半から押せ押せでさっぱり定時に帰れないので作業は勢い深夜に及ぶ。
作るといっても試作なので時間がたつばかりで進まない。試作は思いつきの試行錯誤だからはじまる→終わるとなるとは限らない。はじまる→うまくいく→すすめる→やっぱやめる→思い直してやりなおす、みたいなことの繰り返し。

4月某日
2ロットめの納豆製作、試食。気温が上がったせいか豆がやわらかめ。蒸す時間も保温の時間も少し減らしたらしいのに、納豆菌のご機嫌ははかりしれない。

4月某日
展示品をなんとか仕上げて搬入先へ送る。配送の遅れなども見越してぎりぎりより2日ほど早めに出す。四月下旬のこの時期、宅配の遅れはほとんど挽回していたが、万が一遅れたらほうぼうに迷惑がかかる。初日が平日のため設営には参加できず、前倒しでの作業だった。



今回の展示品は4冊組の丸帙入り和本「漱石百句」。帙は椿柄の印伝和紙で作った。季題ごとに一冊ずつ表紙を替えてある。大きさは一冊あたり40×55mm。写真の下にしいてある紙はほぼハガキサイズ(100×150mm)です。
こんな句を選んでみた。
 菫ほど小さき人に生れたし  漱石
 玻璃盤に露のしたたる苺かな
 かしこまりて憐れや秋の膝頭
 行く年や猫うづくまる膝の上
家の者に書見台を作ってもらったので開いて中も見せることができた。個人的にこの書見台に大ウケ。
帙のほかに夫婦函も作ってみたけれど寸法がシビアすぎて本をおさめられないことに気づく。とほほ…。このへんはまた次の機会に。

4月某日
震災からしばらくの間は通勤本が句集だった。小説や短歌はうまく頭に入ってこなかった。上の作品準備のために漱石俳句集を読んだり、一茶俳句集を読んだり、虚子五句集を読んだり、あとはiphoneをいじってツイッターを見たりInstagramを見たり。地下鉄の中は通信環境が不安定なので書き込みはロスることも多い。ので、ぼーっと眺めてるだけのことが多い。
四月は電車の遅れが頻発して、迂回ルートを捜したり遅刻したりすることが相次いだ。通勤時間はけして長いほうじゃないのに、こまわりがきかない。脆弱な通勤ルートしかないことに改めて気がついた。

4月某日
数日前から耳の中が痛痒かったのが、ついに水を飲んでも飯を食べても痛い、という事態に陥り、会社を遅刻して耳鼻科へ。アレルギー性鼻炎からくる外耳炎、との診断で耳洗浄、抗生物質などもらう。鼻炎はうすうす気づいてはいたけれど、なかったことにしていたのだった。逃げ切れなくなったということか。お初の耳洗浄は看護士さん二人がかりで押さえこまれ、悶絶。

4月某日
耳鼻科受診から三日ほどして痛みはひいた。鼻炎薬をもとめて薬局をさまよう。眠くならない薬がいい。小青龍湯をレッツトライ。

4月某日
無事「日本ホビーショー」開催。最終日に売り子のお手伝いに行く。空き時間にホビーショーのブースもざっとまわってみる。日本ボタン協会のコンペティション?の発表展示など見る.そういう会があるんですねえ。展示/即売は十人十色な内容で楽しかった。いろんな発想があるんだよねとあらためて思う。
とにかくひと段落、帰り足でお台場デックス東京ビーチ「1129 by Ogawa」でハンバーグを食べる。お好みで鉄板に押し付けて焼き加減を調節できるハンバーグ。だいすき。さいきんの酒といえばハイボールジンジャー。いい気持ちで飲んだらものすごく眠くなる。そういや昨夜はあんまり寝てなかった。

4月某日
小青龍湯はほとんど効果なかった。漢方でいきたかったのだが、無念。持続性カプセルとかゆー日に二回飲む普通の鼻炎薬に切り替える。初日、猛烈に眠くて悶絶。

自家製納豆製作記

/ 2011/04/08 /
わがやの食卓では3/12を最後に、納豆が姿を消した。
近所のスーパーやコンビニではごく少ない数で販売しているようだが(それも3/17頃以降の話で、それ以前は入荷未定になっていた)、開店後まもなく売り切れている模様で、仕事帰りに寄ってみると空の冷ケースに「おひとりさま一点まで」の張り紙がされているのみ。
納豆がなければ納豆を食べればいいのよ、というぐらい毎日しつこく食べていた私にとっては口寂しい話だ。
しかしとにかく手に入らないものは仕方がない、と黙って耐えていたら、家の者が「作る」と言い出した。納豆菌と大豆をオーダーしたという。

以下は今回実践したレシピです。

材料:大豆250g
   納豆菌(粉末)0.1g

1)大豆を水に浸す(18時間)。水の量はたっぷり。時間がたつと大豆が浸水して水かさが減るので、水は多めに。今回使用した大豆は中粒で、直径30センチほどの鍋に半分あるかないかぐらいの量だった。
2)浸水を終えた大豆を蒸す(大豆の重量は250gから583gになっていた)。
  圧力鍋を使用して40分。温度は不明。
3)納豆菌0.1gを10ccの湯冷ましで溶く。蒸し上がった大豆をボウルに入れ、納豆菌を投入、へらでよく混ぜる。
4)洗って焼酎で殺菌したタッパーに入れ、焼酎を吹き付けたクッキングペーパーをあいだにかぶせ(殺菌のため。豆には触れさせない)蓋をする。(3〜4までの作業は豆が冷めないうちに行う。雑菌の繁殖を防ぐため)
5)40°程度になるよう、温度を保って24時間保温する。
6)冷蔵庫に移して6時間おく。試食。ひとまず完成。

家では猫用に買っていた座布団サイズのホットカーペット(強弱切り替え付)があり、座布団/ホカペ/タッパー/毛布と重ねて、畳の部屋に置く、という形で保温した。
料理用の電子温度計をホカペとタッパーの間に差し込んで温度を見ていたが、途中、夜半に49°まで上昇してしまった。
これは発酵熱だそうで、ホカペの電源を切り、毛布を一時的に外すなどして温度を下げてみた。その後はおおむね操作は特に行わず、冷蔵庫に入れる直前の温度は36°だった。
温度が高い状態の時に近づいてみたらけっこうなアンモニア臭だったが、時間がたつにつれ匂いはおさまっていったようだった。

完成品はこんな感じになった↓ タッパーわけたけどふたつの入れ物で出来に差はとくになかった。市販の40gパックで15個ぶんぐらいできた。


アップにしてみる。豆の周囲が白くてしわしわ。まさに納豆。


試食からさらに24時間ほど経過した、翌日の夕食においしくいただきました。


大豆色のつるっとした見てくれの豆が混じっているが、それは皮がむけているだけで、味にばらつきはない。
糸の引きが強く、豆の味がしっかりしている、適度な噛みごたえのおいしい納豆だった。

私は試食したり柔らかすぎないほうがいい、などと横から口をはさむのが主な役割(つまりほとんど何もやってない)だった。
成功に気をよくしたのか、また作ってくれるらしい。
…というか、納豆菌のロットが分量多過ぎで、今回のレシピぶんなら相当数作れるぐらいあるらしい。



↑これが納豆菌の実物。科学実験用の試薬ぽい。
手前の小さい耳かきみたいなのが同梱されている匙で、今回のレシピ1回ぶんの0.1gは何とこれに1杯。
で、注文の最低ロットは、上の写真のブツ(3g入り)5個(笑)。
それでも欲しいという方は納豆素本舗へどうぞ↓
http://www.nattomoto.net/

大豆はどこか別なところから仕入れたらしい。これはお好みで、いろいろ捜してみるのもいいかも。
今回使用した豆は中粒ということでしたが出来上がりは立派なものでした(でかかった)。

三月雑感

/ 2011/04/02 /
四月になった。
個人の実感だけから言うと、2011年の三月は容赦なく過ぎ去った、と感じている。
3/11の震災当日から、時々眺めるだけだったtwitterなどを積極的に活用する機会が増えた。
それも今は、またふたたび静かに見ている状態に戻りつつある。
少なくとも実生活上での自分の周囲では、震災の翌週から、関心事の中心は首都圏での計画停電や交通網、品薄になっている物資の問題に移っていっていた。
それが正しいとも間違っているとも思わない。それはそうなのだろう、と思う。

宮城県石巻市在住の日下羊一さんのブログで、現地のかなり詳しい現状報告を読ませていただいている。
石巻市は父の生家のある土地で、5歳から10歳まで暮らしていた場所でもある。大人になってからは週末をよく過ごした場所でもある。
見慣れた町並みがまさに一変したことを知る。

ブログでは被害の状況だけでなく、そこでどんな復旧作業が続けられているのかも垣間見ることができる。
それを読んでいてつよく感じたことがある。実際、長い時間をかけて、今もこれからも当地の復旧に取り組んでいるのは、被災した方たちなんだ、と。
被災地で、今まさにヘドロを掬い上げ、こわれたものをとりのぞき、泥をはらっているのは、そこで今までもこれからも暮らす人たちなんだ、と。
そこには英雄とか報賞とかそれを讃えるとかいう話はない。
消防庁も自衛隊も、ボランティアも医療スタッフも、みんな尊い労力を傾けていらっしゃると思う。
それでも、誰に報じられることもなく、そこで日々黙々と大勢のひとびとがはたらいていることを、強く意識していたい。
がおんねようにすらいよ、と思う。それも無理な話なんだけど。

手前味噌

/ /
家の者がこのごろはまっている手作り品のひとつ、味噌がとうとう仕上がった。
味噌屋から通販で材料一式(大豆と麹と塩)を取り寄せ、豆を煮るところからはじめるのだ。



仕込んだのは去年の11月。途中何度か「かえし」を行って、先週ぐらいからだいぶ「たまり」が浮いているのに気づいていた。
味噌を仕込むのは二度目で、今回は黒大豆と米麹の組み合わせ。最初のはふつうの大豆と麦麹だった。



試食してみたところ、麹のせいなのかやけにマイルドな味がした。
前のロット「麦味噌」の残りと食べ比べ。
麦味噌のほうが味噌らしい味がする。黒大豆米麹味噌はもろみに近いような甘み。
「もろきゅう」方式で胡瓜につけてばりばり齧った感想です。他に在庫していた仙台味噌と香川の味噌も出してみた。
どれも美味しいけれどやっぱりうちのが…というのは愛嬌でなくほんとの感想。

そして空前の納豆不足により二週間と少し納豆が手に入らず悶々としていたら、今度は「納豆を作る」と言い出した。
普通、自家製の納豆とは煮た大豆に納豆を混ぜ込んで作るものをいう。
しかし今は納豆がないので納豆菌を手配した、という。届いたエクスパックの表示がこれ↓



なんだかいけない取引をしているような気分になる。
こちらは数日で出来上がるとのこと。一割怖くて九割楽しみ。

東北関東大震災被災者の方向けリンク情報【携帯閲覧可】0331/22:30更新

/ 2011/03/13 /
【0331/22:30更新】
携帯電話から閲覧できる情報リンク集です。
情報は流動的です。場所/問い合わせ電話番号などは時間の経過によって変化しています。
情報の確認は慎重にお願いします。


※クロネコヤマトは3/25より岩手/宮城/福島での集荷・配達を再開。
 一部地域ではひき続き営業所での受付のみとなっています。
 詳しくはhttp://m.9625.jpで確認を。

※佐川急便は3/24より岩手/宮城/福島での集荷・配達を再開。
 一部地域ではひき続き営業所での受付のみとなっています。
 詳しくは佐川急便で確認を。

北海道/東北/茨城/栃木/千葉の県ごとのライフライン情報。
項目別、地域別に分けられたいへん捜しやすい。
http://resource-info.appspot.com/

googleの携帯閲覧用災害情報特設サイト。避難所情報、道路の通行実積など含む、まとめ的なもの
http://goo.gl/keitai

公共性の高いリンク集。充電/トイレ/給水/炊き出し/ガソリン場所一覧など。
「被災者受け入れ情報」追加。避難受け入れ先の連絡先、戸数などの情報を検索できます
Hang in there TOHOKU

ラジオ福島の公式twitterアカウント。県内の身近な情報を頻度多めで更新中。
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ラジオ福島の公式ブログ。毎日の環境放射能測定値(福島県内)が掲載されています。
がんばろう福島・がんばろう東北・がんばろう日本

朝日新聞社会グループの公式twitterアカウント。リアルタイムな供給情報や、被災地での生活面の注意点など
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NHK仙台放送局のニュース、情報。最新情報は左上の「東北関東大震災」から。
http://www.nhk.or.jp/saigai/jishin/sendai/

mixiの東北地震コミュニティリンク集
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5523215


ツイッターの地震情報特別サイト。携帯のみ閲覧可。
http://twtr.jp/earthquake

なごみコンテンツ、ほぼ日携帯版。
http://www.1101.com/m/

「愛書」って/電子書籍云々

/ 2011/03/03 /
ほぼ日の目眩く愛書家の世界を読み返してみた。荒俣宏氏の何万冊かの蔵書の中からとっておきを開陳いただきつつ、「愛書家とは何か」をやわらかくレクチャーしてもらうという企画。
「珍しい本を集める」というよーな地点を超えた、すさまじい話が展開されていておもしろかった。「もうこんなものは作られない」と何度か言われていたが、たしかに、豪華な本、贅沢な本をこしらえることそのものを楽しむ、なんて究極の享楽みたいなものは今の時代には成立しないのかもしれない。それを多くの人に届けられるかどうか、どれだけの人に知らしめるか、とかいう視点がかならず求められてしまいそうな気がする。それはたった一冊の本を、たった一人の要望の為に、とはあんまり相容れないのではないか。

だって、荒俣さんのような方がかかれば、そういう趣向の本ができそうなのに!と思うし、そう思うひとはたくさんいるんじゃないかと思うけれど、きっとそういうこと(愛書家向け秘蔵本の商業出版?)は起きないと思うのだ。
今ってわりと好きな物をすぐに大勢にひろめる、という方向に流れが向きがちなんじゃないかと思うけど、愛書家の世界そのものが多勢に無勢さと真逆なベクトルでできてる気がする。
荒俣さんが紹介したようなおそるべき本を電書にしてもたぶんほとんど意味がない。というか、愛書家のみなさんはそんなこと望んじゃいないんじゃないかと思う。「それ」がたくさんの人の手に渡ることより、「それ」が誰かの山をも穿つような思い入れにより「それ」が成立するためだけに存在する、という「事実」がコミであるからこそ価値があるように見える。
   *   *
電子書籍の話題になると、すぐに「本の変わりに電書を買うのか」みたいな話になってしまうけれど、本はただ単に「文字を見て情報を受け取る」だけのものじゃないのになあ、といつも思う。
「書籍」と付いているから敵対心を煽るのか。電子書籍のことは、本じゃなくてアプリの一種だとおもえばどうか。どうかと言われても困るかもしれないが。

前の行に続けて電子書籍についての考察を、100行ほどまで書いてみて、保存して、読み返して、結局消してしまった。
生業で現行の販売物としての電子書籍を扱っているものとしても(ふだんはおもに紙のDTPをやってるわけですが)いろんなことを思うのだけれど、そのなんだかんだな思いを、文字として特に残さなければならない、という気持ちになれなかったのだった。
とにかく「電子書籍」というものは、今、船頭多くしてやっとこ船が出たような状況で、これから十年か二十年か、ひとびとのあいだに行き渡っていくだろうと私は思う。受け入れる人も受け入れがたい人も、歓迎する人も忌避する人もいるだろうけど、出てった船は当分ぷかぷかしていくだろうと思う。もう、10年前とは違うのだ。

そんななかでひとつだけ、デジタル・アーカイブというものは、今ひとが思っているよりずっと大事なものなんですよ、ということだけは、ずっと思ってるし、今も思ってるし、この先もっとそうだろうと思う、とここに書いておこう。
東郷雄二さんの書かれた文章(橄欖追放第68回)の示唆するもの(定本の依拠)を、テキストにたずさわる者はより真剣に考えなければならない。

フライヤー出来

/ 2011/02/28 /
日本ホビーショーの「本の宝石・現代日本豆本作家展」フライヤーが届いた。



100×290mmほどの大きさ。これは裏に作り方が載っていて、指示どおりに切れ目を入れて折っていくと豆本になってしまうというすごいチラシなのだった。完成品はこんな感じ↓



もし欲しい方がいらっしゃいましたら送付先を明記してご連絡ください。送料当方負担にてお送りします(メールはコチラへ)
完成品が欲しいという奇特な方がいらっしゃいましたらその旨ご明記ください。複数枚の希望も可。
せんだって納品の時に置いてきたので、西荻窪「ニヒル牛2」店頭にも置いてあります。完成品見本もあるよ。

作ってみると結構楽しかったりします。主催の田中栞さんのブログに作り方のコツが載っています。これを見れば盤石です。

枕を枕として愛す

/ 2011/02/23 /
犬猫用毛布を買ったら骨のかたちをした共布の枕がついてきた。
それとなく置いておいたら枕としてただしく使用されていた。嬉嬉。






 くはあ。

健康診断と予防接種も無事終了。
翌日は疲れたのか少々食欲不振、よく寝てた。
その後はすっかりもとの調子を取り戻しておおいに遊び、食べ、「遊べー」と鳴く。かあさんは腰が痛いですよ。

2月某日日記

/ 2011/02/19 /
2月某日
ポメラの裏蓋(乾電池を入れるところ)を失くす。動いてるけど、このままでいいのか。
実はポメラはあまり使われていない。平日出先で、と購入したものの会社と家の往復が続き出先でひらく出番がない。
もっぱらiPhoneのメモが活用されている。いろいろ便利なメモアプリがあるようですがバンドルされてるメモで間に合っているのが現状。
アプリはおもにカメラフィルタ系のに嵌ってます。「Retro Camera」とか「cameratan」とか「Instagram」とか。
「Instagram」は共有が目的なのでtumblrぽいけどまあ楽しい。

2月某日
WiiFitをはじめてかれこれ20日ほど。ほぼ毎日続けてるけど今んとこ飽きない。いちばん楽しいのは筋トレやヨガだったりする。意外だ。
腰痛改善にちょっとでも効果があったらいいのだけど。
猫も登録して、私が抱っこして体重を計っている。画面のねこをリモコンでうりうりするとにゃーんと言って横になるのがかわいい。

2月某日
部屋を片付けていたらJUNOさんという方の作品が出てきた。切手シートを象ったイラストレーション。5、6年まえに三鷹のデイリーズで一目惚れして、すごく悩んで買った数点(ほんとは全部欲しかったが予算の関係で4点にとどまる)。やっぱりかわういけどこの方、今どこでどうしてらっしゃるのかが不明。またデイリーズ行ったら在庫あるだろうか。みそ雑炊食べたいしまた行こう。

ニヒル牛2在庫情報+展示会に出展します【告知】

/ 2011/02/13 /
ニヒル牛2に納品に行ってまいりました。
今回持参したのは切手型シールです。パッケージを長型封筒風に新しくしてみましたよ。仮想ターゲットは「切手女子」かな。(ってあるのかなそういうジャンル)



切手シールはながらく品薄になっていたのでした。スンマセン。。。
中身も若干新柄入ってます。手にとってみてくださいねー。
今日現在の棚の様子はこんなです↓



現在「Useless Tarotcard」と「絵本 TEN LITTLE GINGERBREADMAN」は欠品中です。
近日中に補充します。

 *

豆本活動については、こんなイベントに展示/販売で参加することになりました。

第35回 日本ホビーショー/本の宝石・現代日本豆本作家展
会期:2011年4月27日(水)~29日(金・祝日) 10時~17時

会場:東京国際展示場(東京ビックサイト)東展示棟/東1・2・3ホール

http://www.hobby.or.jp/hobbyshow/2011/

大勢(50名ぐらいの模様)の豆本作家の作品展示と即売が行われます。私は最終日に会場で販売などお手伝いをする予定です。
興味とお時間ある方はぜひおはこびください。

かあさんはうざい

/ 2011/02/11 /
さいきん家に帰って必ずすることは、猫の綸子を抱きあげて「今日なにしてた〜?」などと質問攻めしながら頭をぐりぐり押し付けること。
よく聞かれるけれど「りんこ」は菊池凛子さんの「凛子」ではありません。もとは「綸子(りんず)」です。織物の一種です。
玄関に入ると居間の扉の向こうから「ねえ〜」的な鳴き声がして、扉を開けた途端に脚にからまって頭をごんごんぶつけてくる。抱き上げられた綸子さんは後脚をけっぱって「おろせ」と意思表示する。そしたらおろす。でもまた脚にからまってくる。床に置いた荷物に頭をずりずり擦りつける。と、また抱き上げられて「ねえねえ、今日寒かった?」などとやられる。
たいそううざいだろうと思う。でもしょうがないんだよ、かあさんはうざいのが仕事だから。

と、書いている今、膝の上で寝てる。約4キロもずっと載せてるとなかなか重い。



 *

以前ハンズで手に入っていた製本用の1ミリ厚紙が入手できなくなってしまって困っている。
marumizu-gumiさんでまったく別物を買ってストックは持っているけれど、表面の加工が違っていて、厚みも若干薄い。
製本工房さんの製品だった(と思う)アレはとても使い勝手がよかったんだけどなー。
花ぎれやスピンの取り扱いも減った(または無くなった)ような気がする。なぜだ。
そうだと思って去年大量に買った厚紙は全部2ミリのものだった。1ミリを二枚張り合わせたやつ。
結構な量あるのですがどうしてくれよう。2ミリはなかなか使わないんだけど。うーん。
工作して書棚でも作ってしまおうか。

付箋のうろこ

/ 2011/02/06 /
2月某日
所用で浅草へ。
用事の後「花やしき」に寄ってみる。初めて来たが結構人が多いことに驚く。それも赤や銀髪のヅラをつけて、不思議な形の和装をしている人が。
後でわかったがその日はコスプレ撮影のイベントがあったようだ。そういうお客さんだけでなく普通の親子連れやカップルもたくさんいる。ローラーコースターに乗ってみたら、前の列に座った中学生ぐらいの女の子が絵に描いたような悲鳴をあげ続け、それがおもしろくて笑ってるうちに行程が終わってしまった。以前聞いていた「人家に突っ込むようなロケーション」はなかった。残念。コースターと名のつくものに乗ったのは数えきれないぐらい久しぶりで、おしりの下がふわっとする感覚が新鮮だった。

そして「花やしき」の入場券は昔の国鉄切符みたいでたいへんかわいらしく、感激して持ち帰った。思えば昔、改札の人は切符を切る道具(改札鋏というらしい)をかちゃかちゃ鳴らしていたよなー。鋏からスタンプへ変わった時、手持ち無沙汰そうに見えたのを思い出した。



その後同行していた家の者が「御前汁粉が食べたい」と言っていたので、仲見世裏通りの「梅園」へ。餡類苦手な自分は葛餅をオーダー。そもそも甘味を積極的に食べないので、葛餅を甘味屋さんで食べたのははじめてだった。きな粉がおいしかった。ちょっとだけすすらせてもらった御前汁粉も上品な甘みで豆くささが微塵もない。でもウマー、食べるー!とはならなかった。生きてる間に餡を好きになれたら少し幸せかもしれない。でもまだその日は来ないようだ。

2月某日
「月世界」というお菓子を食べる。さく、しゅわっと口の中でなくなる、不思議な食感。富山で作られているようで、製造元の名前が「月世界本舗」という。なんというナイスネーミング。

2月某日
付箋をつけていた本を開きノートに書き写したりテキストファイルに打ち込んだりしながら付箋をはずす。はずした付箋はあとでまとめて捨てるつもりで、机の片隅にじゃんじゃん積み重ねて貼っていく。ものや用途にも寄るが、基本的に本に付箋が付きっぱなしなのがあまり好きではないため、よくこんな作業をする。積み重ねた付箋をふとみたら、魚の腹の鱗みたいな形状になっていた。

1月某日日記

/ 2011/02/05 /
1月某日
川越喜多院に行った。初詣。
とはいえ松も明けたころなので行列の進みもそこそこ早い。だいたい二列だし(三が日は五列ぐらいになっている)
おみくじは「吉」ここのおみくじは浅草寺のように引き出しから自分で取る方式。わりに辛口で味わい深い卦が多い。

1月某日
電話番号の登録をしようとしたら通話発信してしまい、あわわと取り消したら電話は通じていたようで、翌日かけた相手から「出られなくてごめんね」とメール来る。間違えてかけちゃった、と打ち明けるのが情けなく恥ずかしかった。iPhoneはいろいろ挙動が唐突なことが多くて戸惑う。

1月某日
宇多田ヒカルシングルコレクションvol.2を遅ればせながら聞いた。「show me love」ばっか何遍もリピートしてしまう。そして
あしたのジョー予告スチールの伊勢谷友介のギロリぶりに驚く。キャシャーンだったとは思えない変貌ぶり。クリスチャンベールとかいつかのトムハンクスとか、改造癖がありそうな俳優ラインナップに己の中で追加する。

1月某日
「恒信風」初句会。神保町に六人集合。
酒も飲まずいきなり30分俳句を作る大人たち。袋廻しは楽しい。
この日のお題は「棒」「治癒」「日本」「炭」「とんかつ」。自分の題は「六」。
5点句が出てうれしかった。「恒信風」刊行へ意気昂揚。
意気昂揚。大事なことなので二度書く。以下自作。

棒だらを包んで持って行けと言う
日本式おもてなしにて指を突く
とんかつ屋姉妹の姉は丙午
寝小便の日本地図という昭和
春待つや六等賞の当たりくじ
炭坑の島渡りゆく凩や
棒になり鍵になりして蛇は行く
しわぶいてあばら六本鳴り止まぬ
綿棒で叩いてわたる冬の橋

iPhoneパブー生活

/ 2011/01/10 /
誤動作とか誤動作とか誤動作を繰り返しつつ、iPhoneにだんだん慣れてきた。
PDFやePUBを入れて読んでみたりする。
うめさんの「東京トイボックス」読む。漫画はやはり少々小さく感じるが拡大と復帰がスムーズなのでいっそモニタで見るより見やすいかも。
己の本も落としてみる。写真集は思ってたより画像が小さめだったと思う。
句集はそれなり見やすいか。フォント替えたいな。
電書フリマで売られていたという伊勢谷小枝子さんの「ぬかるみ」が読みたいなと思う。にじむさまを見てみたい。
佐々木あららさんのモテるシリーズも。それから売ってないのだろうと思うけど光森裕樹くんが歌集発行まえだったかに作ってみたという(ブログのエントリにあった)iPhone用電書歌集というやつも見てみたい(歌集は正月に手に入って読めた)。
今のところ「見やすさ」が最も気になるところだけど、それはほんとは長文のほうがハードル高いのだろう。i文庫をさわりはじめてつとにそう感じている。i文庫、それなり読みやすいけど青空文庫以外のデータはまだ試してない。
パブーでは「うさぎのりん」や「ハリソン」もお気に入りだけど電車の中で見たら泣いてしまいそうなので家で読むことにする。

しかし電書と書籍がイコールとは自分の中では思えない。やっぱりいまだに思えない。
本じゃないならなに?と言われたら、そういうデバイスで見るコンテンツ、てな具合の回答になってしまいそうだ。
電子書籍、という呼称が誤解を招いているんだろうな。
そのへんの考察はまたの機会に。

正月雑記

/ 2011/01/06 /
元日は景気付けにZEDを見に行った。
稲垣正司さん見たさに行ったのだけれど、もちろんほかの出演者もみなすばらしくあっというまの90分を堪能。
興奮しながらイクスピアリでごはんを食べて帰る。帰りがけに買った初買い商品はこれ↓

 

ローズヒップティーなど煮だしたら楽しいかもしれない(楽しいか?
ほかにこんなんも売ってました。







FROZEN SMILESは入れ歯型の製氷皿です。
うーん、沁みそう。

3日には近所のソフトバンクショップでiPhoneを買って弁当箱でセットアップ、アプリを探しまくる。
しかしよくわからないことだらけでアドレス変更届けなどが進まず。
そうこうしているうちにもう今日は5日。
松が明けちゃったみたいな気持ちになってます(もう)

弁当箱と猫

/ 2011/01/04 /
怒濤の残業と休日出勤を繰り返しているうちに2010年は終わった。
否、年の最後に迎えたものがあった。
macminiを導入したのです。Snow Leopard coming my room.



iMacのスペックや価格表を横目で見ると心が揺れるところもある(そう変わらないお値段でハードがでかくCPUが早い)がいいのです。
私ゃいっぺんこの弁当箱を使ってみたかった。
G5もまだ当分使う予定だし、モニタとiMacを並べるのでは机の上が狭すぎるし(現行iMacのディスプレイは見やすくてでかいくてうすいがモニタ運用はできない)
切り替え機の導入もなんとかうまくいって机の上が広くなった。弁当箱はさすがに挙動が早い。猫が興味を持っている(でも上に乗るのはやめてねお願い)
ついでに無線LAN環境を見直したらブラウザがえらい早くなった。ごめんよPowerMac、きみのせいじゃなかった遅いのは。

これで安心してiPhoneを導入できる(OSX10.4.11でiPhone4は動かないからね)
よーしやるぞ。
念願のiPhoneでiBookをお試しだ。
 
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