よもぎデイズ・一周年

/ 2019/02/11 /
よもぎと一緒に暮らし始めて一年が経った。


体調は良好、よく食べよく眠っている。
同居してひとつきほど経過したころ、居住部屋のドアに猫ドアを取り付け、廊下と室内を行き来できるようにした。
わずかな距離でも内外があるのはやはりいいのだろうか、出入りして廊下を「散歩」するのが日課だ。(ちなみに先住猫は猫ドアを自力で開けることができない。糸で吊って開けてある。よもぎがあッという間に猫ドアを習得してすごいと思った)

保護時にかなり弱り、かがむのが困難だった後肢は動物病院ですすめられたサプリメントがよく効いて、ちょっと走れる程度に回復した。歩く姿は少々よたよたしているがすごい進歩だ。
レントゲンによって背骨の変形が判明している。後肢を使ったジャンプなどはまったくできない。おじさんの膝から降りる時も補助がいるが、ねこも人間も慣れてきたようだ。

保護時の検査でFLV陽性だったため、先住猫とはずっと隔離して生活している。
いまのところFLVの症状はほぼない。保護時はくしゃみ・鼻水がかなり頻繁だったがその後頻度がだいぶ減った。

猫・FLVで検索してたどりついた方のために。
我が家では食器を完全に分け、餌をあげる場所もまったく別にしている。よもぎのくしゃみ・鼻水などがつくこともあるためよもぎをケアした後、先住猫(非キャリア)に接触する前に手洗いを必ずしている。
食器を洗うスポンジ、ふきんも分けている(動物病院ではそこまでしなくても大丈夫ですよー、とは言われましたが)。
サプリメント以外に投薬的なことはしていない。
昨年抜歯を決行したけれど予後は良好、餌の食いもずっと落ちなかった。
(口中の状態は見れる範囲で見ていて、治療の跡が完全に見られないようになるまでは数ヶ月かかった)
途中便秘気味になり、消化サポートの療法食に切り替えたりなどしました。
とにかく食事と排泄は注意して見ています。

先住猫はよもぎの保護後四ヶ月ほど経過した頃にウイルス検査を受けて非感染を確認している。今後も経過は見ていきますが。

それにしても。
老猫はいい。
よもぎ(推定15歳以上)と一緒にいて、うろんな時間を過ごすこの喜びよ。
先住猫・綸子(推定13歳程度)はまだやんちゃで、人間の足下をうろついたり、こねこのような仕種を見せることが多いけれど、よもぎはどっしとした態度がゆるぎない。
トシだけじゃなくて、性格なんでしょうけどね。

画像フォルダのなかに6年程前に撮影したよもぎの姿があった。


外猫時代のよもぎ。この頃はまだ触れることもかなわず、ちょっと離れたところから見ていることしかできなかった。
彼はすでに外猫としてベテランの風格をたたえていた。
(恰幅のいい記憶があったけど、これは暑い時期の写真なので痩せているようにみえる)

おじさんは毎日よもぎをお膝にのせてのんのんしているそうだ。
これからまた一年、元気に過ごしてもらうのだ。

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